紫雲英の郷(れんげのむら)のご紹介

紫雲英の郷(れんげのむら)写真

八女市は日本有数のお茶の生産地として知られ“紫雲英の郷”はこの風光明媚な大茶園の一角に障がい者支援施設として設立されました。 主に知的障がいをもつ方々を受け入れ保護するとともに家庭的な環境の中で、共同生活を体験しながら、それぞれの能力に応じた「自立」を目指し、 いろいろな活動を行っています。“紫雲英の郷”は地域の方々の理解と協力を受けながら開かれた施設として、 利用者の方々が生きる喜びや希望を感じながら、社会参加できるように支援し、障がい者福祉に寄与することを目的としております。

生活支援
イラスト 一人ひとり個性を尊重しながら、日々の生活の中で基本的生活習慣・動作の習得、協調性と身辺自立の習得ができるよう支援しています。 また施設内外の行事等を通じて地域の方々との交流やクラブ活動等を通じた能力の向上を目指し、社会生活への適応ができるように支援しています。
作業支援
イラスト 一人ひとりの個性を活かし、能力に応じた軽作業を行います。さらに、リハビリ効果も考慮しながら作業がスムーズに行えるようスタッフがしっかりとサポート。 作業に参加し自ら努力していくことで、働くことへの意欲向上心を養い社会復帰への基礎を育成支援しています。
施設内での作業
それぞれの作業の中で得意な事をやっています。作業時に手足を動かすことで、リハビリ効果も期待できます。
ろうそく詰めろうそくみかん房分け
ローソクの箱詰め作業(・ローソクの検品 ・箱作り ・90gずつの箱入れ)
みかんの皮むき作業(・皮むき ・房わけ)
栗の皮むき作業(・検品 ・皮むき等)
お茶のシール貼り

 当紫雲英の郷では、利用者様の自立の一環になればと各人の可能性を考慮しつつ、簡単な紙折り・ビーズ通し作業をはじめ、地域の商店、JA様等のご支援により季節に合わせみかんの皮むき、栗の皮むき作業、年間を通してローソク・線香の箱折り、箱詰め作業を実施し、それぞれが懸命に作業しています。中にはその作業内容にもの足りなさを感じておられる方もあり、何かほかに出来る作業がないものかと模索中でもあります。
 またお世話になる地域やその他の方々への感謝の意を込め、地域の社寺など様々な所での清掃除草などの奉仕作業やプランターを利用した花の植育を行っております。 観光に訪れる方の多い中央茶園上方の五社神境内に少しでも皆様の癒しになるよう定期的に交換しております。しかしながら現在はその思いを充分に果たせずにおります。
もし可能なら皆様方のアドバイスや作業のご支援ご利用をいただけますなら幸甚に存じます。

当施設利用ご希望の方へ
紫雲英の郷建物
1.ご利用案内
・療育手帳が必要です。
〔手帳の種類〕 療育手帳、身体障がい者(児)手帳、精神障がい者保険福祉手帳
・おおむね18歳以上の方
・性別、年齢制限はありません。
2.ご利用について市役所イラスト
区・市・町村役所の障がい担当課、係窓口または、 当施設の窓口までご相談ください。
不明な点はお気軽にお問合せください。